高速道路の施工事例

清水インターチェンジ -パイプルーフ工事-

清水インターチェンジの下り線オフランプを横断する雨水排水管布設替え工事の際、2000mmの本管推進の土被りが浅いため、路面への影響を抑えるためにユニコーンES工法を使ってパイプルーフを施工しました。鋼管同士は100mmの間隔で、1本ずれると次の管に影響が出てしまうため非常に精度を求められました。さらに土質は盛土で玉石と粘土の互層という厳しい条件でしたが、精度よく完了することができました。

発注者    : 中日本高速道路株式会社
工事名    : 清水インターチェンジパイプルーフ
施工場所 : 静岡市清水区庵原町
工  期 : 2019年3月~2019年7月
土質区分 : 盛土(玉石粘土互層)
呼び径    : φ300鋼管
推進延長 : L=361.9(329.m×11スパン)

鋼管推進施工状況

施工完了

横浜北西線 -Uターン路パイプルーフ工事-

横浜北西線のトンネル部には、緊急時に上下線間でUターンするための横穴が2ヶ所あります。このUターン路構築に当たっては、構造物の外周に沿って鋼管を等間隔に設置して壁を作るパイプルーフ工法と、凍結管を埋設して凍った土で壁を作る凍結工法を併用して地盤改良を施し、矩形の開放シールドで掘削する方法が採用されました。この中でパイプルーフの施工をユニコーンES工法で行いました。

発 注 者 :横浜市道路局
工 事 名 :高速横浜環状北西線シールドトンネル建設工事
工事場所  :横浜市青葉区
工   期 :2018年8月1日~2019年1月31日
土質区分  :泥岩、砂質土
管   径 :φ320mm
管   種 :鋼管(SM570溶接構造用圧延鋼材)
t=16mm L=1.0m管 2.0m管
推進延長  :L=462.2m(8m~12m*52スパン)
最大土被り :67m

トンネル縦断図

最上段施工状況

最下段施工状況

 

日本平・久能山スマートインターチェンジ -タイヤロッド用さや管工事

静岡インターと日本平パーキングエリアの間に、新たにスマートインターチェンジを設置する工事の際、東名高速本線をくぐるアンダーバスの工事にはSFT工法が採用されました。このSFT工法に先立って、本線両側に打設された鋼矢坂を、緊結するタイロッドを通すさや管の施工を、ユニコーンES工法で施工しました。最上段は土被り1.5mと浅く、盛土内には玉石も混在して厳しい条件でしたが、地表面への泥水の噴発もなく、高精度で施工を完了しました。

発注者    : 中日本高速道路株式会社
工事名    : 東名高速道路静岡東スマートインターチェンジ工事
工事場所 : 静岡県静岡市駿河区宮川地内
工  期 : 2017年4月~2017年7月
土質区分 : 玉石混り土
管  径 : φ300mm
管  種 : SUSカラー付値管 1.0m管
推進延長 : L=578m(34m×17スパン)


1段目施工状況

3段目施工状況

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